野村養蜂場

1947年に創業し山梨県内の純粋蜂蜜の販売、交配蜂の出荷を行っています。(甲府市上積翠寺町を拠点に県内数カ所で採蜜を行なっております。)
近年では気候の変化や自然が減少するなど、国産蜂蜜の生産量は低下しています。一方で、食の安心・安全の声は高まり質の高い国産品を求める方は増えています。
質の高い蜂蜜の生産には健康なミツバチが必要です。そこで 2015 年から『耕作放棄地のお花畑化プロジェクト』始め、ミツバチの餌資源を創成する活動を行なっております。(植物は緑肥植物を選択し、春季はクローバー類やハゼリソウ、夏季にはヒマワリの花を咲かせるよう活動しています。)
私達はミツバチを守り、安心・安全な蜂蜜生産を目標に取り組んでいます。

2015年秋に玉川大学農学部中村純教授、野村養蜂場、雪印種苗株式会社、シンジェンタジャパン株式会社で、『耕作放棄地のお花畑化プロジェクト推進協議会』を設立し、耕作放棄地のお花畑化プロジェクトはスタートしました。
初年度は約1haの農地をお花畑化し、2019年春には、農地面積は約2.4haまで拡大しています。

選択する植物は緑肥植物を使用し、本プロジェクトでは、樹木は選択しません。緑肥植物を選択することで、再び稲作などの農地として利用する際、容易に農地転換することができます。
緑肥植物は、春の花にハゼリソウ、クリムソンクローバーなどのクローバー類。夏の花にヒマワリを選択し、春季、夏季の2回花期を作るように圃場の準備を行います。